【PO】日本郵政 (6178) の分析

10/25に、日本郵政(株)のPO価格が決定しそうだ。このPOに参加するべきかどうか分析してみる。

日本郵政 (6178) の現在の株価は 876.8円。上場から右肩下がりで、2020年10月に底をうったあと少し戻している。高配当銘柄で、株価の下落も合わさって現在5%越えの配当を出している。PERは8.47 PBRは0.20程。


今回の売却は政府の換金売りであり目標額は9500億円と言われている。10億2747万株の売り出しのため9500億を達成するためには924円ほど必要になるため現在の株価では目標は達成できない。どのように帳尻を合わせてくるのかに注目が必要だ。もしかしたら価格決定日に不自然な値動きをする可能性もある。

受渡日の翌営業日から 1.3億株 / 1000億を上限に自社株買いが予定されており、価格の下支えに期待できそうだ。


個人的には斜陽産業であり成長性を感じられないためあまり長期では持ちたくない銘柄ではある。だが、高配当で指標的には割安と判断できるラインではあるので、価格決定日に吊り上げられずディスカウント価格で買えるのであれば勝算はあると思う。


ということでPOには参加視点をもって、価格決定日にのぞみたい。